天皇と政治の歴史
こんばんは!
政治評論家の深井翼です!
今回は天皇と政治の歴史について、日本の歴史を紹介します。
占いによって神の言葉を聴きそれに従って政治をしたのです。
神の命令を聞くために、占いができるのは天皇だけでした。
神の命令を聞くために、占いができるのは天皇だけでした。
天皇は神であるという考えも、この頃から表れてくるのです。
このことは、南北朝の争いに、はっきりとあらわれます。
京都と吉野にふたりの天皇がおり、新田氏とか楠木氏などは
南朝の後醍醐天皇をいただいて、旗印とし足利氏は別の天皇に
偽の三種の神器をもたせて、自分の旗印としたのです。
京都と吉野にふたりの天皇がおり、新田氏とか楠木氏などは
南朝の後醍醐天皇をいただいて、旗印とし足利氏は別の天皇に
偽の三種の神器をもたせて、自分の旗印としたのです。
このようにして、天皇をいただいて、自分の威勢を強めようという考えが
これらの武士にもあったのです。
これらの武士にもあったのです。
これは、悪く言えば、天皇を利用しようという考えです。
戦国時代の地方の大名たちが、早く京都に出たいと考えたのもそのためです。
戦国時代の地方の大名たちが、早く京都に出たいと考えたのもそのためです。
ところが幕府の力が衰えると、皇室を尊敬する学者や
身分の低い武士、町人の中から、天皇をあがめる勤王の志士があらわれます。
身分の低い武士、町人の中から、天皇をあがめる勤王の志士があらわれます。
しかし、実際の政治は、やはり大臣たちがしました。
ところが、それでは、だんだん政治がやり難くなってきました。
政府は、天皇をもっと高い地位に上げ、神聖なものにしようと考えました。
政府は、天皇をもっと高い地位に上げ、神聖なものにしようと考えました。
政府が行う政治は、この神聖な天皇の命令によるのだ
ということにしようとしたのです。
ということにしようとしたのです。
この考えでつくられたのが大日本帝国憲法です。
子どもたちにも、天皇は神として教えられました。
昭和になると、軍部の力がだんだん強くなり
政治も軍人が動かすようになりました。
政治も軍人が動かすようになりました。
そして軍人のカに引きずられ、日本は中国と戦争をはじめ
さらにアメリカ・イギリスなどとも戦争をはじめました。
さらにアメリカ・イギリスなどとも戦争をはじめました。
軍部は、自分たちが勝手に政治をし、勝手に戦争をはじめておいて
それがみな天皇の考えであるというように、国民に信じこませました。
それがみな天皇の考えであるというように、国民に信じこませました。
太平洋戦争が激しくなり、国民の暮らしが苦しみのドン底に落ちようとしたとき
それまでじっと我慢していた天皇が自分から進んで、戦争を止めようと言い出しました。
それまでじっと我慢していた天皇が自分から進んで、戦争を止めようと言い出しました。
こうして長い戦争も、やっと終わりました。
しかし、これから先でも、天皇をもっと高い地位におかねばならぬと
考える人があらわれるかもしれません。
考える人があらわれるかもしれません。
以上、簡潔にまとめたつもりですが分かりやすかったでしょうか??
深井翼